体脂肪肥満とは「体脂肪が必要以上に体内に蓄積された状態」をいいます。肥満は多くの病気をまねく要因です。 特に注意したいのは糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病です。 また、これらの病気が重複して発症するメタボリックシンドロームとも、密接な関係があります 体脂肪計(体組成計)が普及し、家庭でも簡単に体脂肪率を測定できて 肥満の判定を行えるようになりました。 体脂肪率は、低ければ低いほど良い、というものではなく、低すぎると体温の低下や筋力の低下(筋肉を分解してエネルギーを作り出すため)を招くことがあります。 女性の場合はホルモンバランスの異常から、生理不順や早発性閉経を招くこともあります。 体脂肪率の一般的な適性範囲は、男性 :15~20%、女性 :20~25%であるといわれています。 男性であれば25%、女性であれば30%を超える人は、体脂肪を減らす必要があるといえます。 |